赤ワインエキス中のレスベラトロールの分取-1

レスベラトロールは最近注目されている抗酸化作用のあるポリフェノールの一種で、主にブドウの皮や赤ワインに多く含まれています。近年、寿命延長、抗ガン、抗炎症等に有用と注目されている化合物です。現在はサプリメントなどによって容易に入手可能になってきていますが、純度の高い化合物はまだ入手が難しいのが現状です。今回は手に入りやすい赤ワインエキス乾燥粉末から前処理工程を経るレスベラトロールの単離例を報告します。 PDFマーク.png (←こちらをクリック)をご覧ください。


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[前処理]
1. 赤ワインエキス乾燥粉末(レスベラトロール5%含有)
  約3gを水に溶解
2. 酢酸エチルで抽出、水洗、洗浄、濃縮
3. 濃縮サンプル約300mgをメタノールに溶解(1.5ml)

 

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[分取条件]                           [HPLC分析条件]
装置:Purif-Rp2                        装置:SHIMADZU prominence
カラム:Purif-Pack ODS-SIZE60                 カラム:Shodex C18M-4D (φ4.6×150mm)
流量:20ml/min                        流量:1.0ml/min
移動相:水/アセトニトリル ステップグラディエント        移動相:水/アセトニトリル(82/18)
検出:UV254nm                        検出:UV254nm
インジェクション量:1.5ml (メタノール溶解)            インジェクション量: 10μl

 

参考: 赤ワインエキス乾燥粉末原体を分取(前処理なし)  
・水溶性の極性の高い成分が多い


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[分取条件]
装置:Purif-Rp2
カラム:Purif-Pack ODS-SIZE60
流量:20ml/min
移動相:水/アセトニトリル ステップグラディエント
検出:UV254nm
インジェクション量:約1g (水6mlに溶解)

 

前処理を行うことで夾雑物を減らし負荷量を増やすことができ、効率よく精製が可能。

 

※本データは、カラムの状態や使用条件により変化する場合がありますのでご了承下さい。

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