薬理・代謝試験・残留農薬用自動固相抽出装置 EX-MULTIⅡ-1A

残留農薬、薬理・代謝試験の分析前処理として固相抽出法は選択性が高く溶媒の使用量が少ないというメリットがあります。そのため現在では一般的な前処理方法として普及しています。EX-MULTIを使用することで、試験管ベースでの固相抽出処理をスピードアップし、分析時間の短縮、省力化、再現性の向上、作業環境の改善を行うことができます。HPLC、UV光度計のサンプリングユニットに接続して分析業務の全自動化が実現します。

特長

EX-MULTIⅡ

  • 5サンプル同時処理により最大40検体を高効率化処理
  • コンディショニング~サンプルロード~洗浄~通気乾燥~溶出~窒素濃縮までを無人処理
  • Sep-Pak®PLUS型や6mLバレル型など多彩なカラムが使用可能
  • 溶媒6種類をプログラム制御(ダイリュータ直結液6溶媒+溶媒リザーバ3溶媒)
  • 加圧窒素方式による通気乾燥で効率的な脱水を実現
  • 日本語Windowsによる簡単操作
  • 異なる条件の前処理操作をソフトウェアの簡単な設定で連続運転可能

仕様

薬理・代謝試験・残留農薬用自動固相抽出装置 EX-MULTIⅡ-1A
型式 EX-MULTIⅡ-1A
装備
  • 直行座標型3軸ロボット
  • 5連ニードル
  • 洗浄ポート
  • 試験管ラック
  • 試薬瓶ラック
  • フラクションラック
  • オプション:40連窒素濃縮ニードル&加温ラックセット
  • オプション:40検体サンプル切替バルブ
  • オプション:Sep-Pak®PLUS型2~3段カラムラック
  • オプション:Sep-Pak®PLUS型バックフラッシュカラムラック
  • オプション:排液切替バルブ
ダイリュータ
ケース
ダイリュータ5基/6方切替弁1基
処理本数 40本タイプ
固相抽出管対応サイズ
  • Sep-Pak®PLUS型
  • オプション:バレル型1mL/3mL/6mL
対応SPEシフトラック
  • Sep-Pak®PLUS型2~3連結用/40本
  • Sep-Pak®PLUS型バックフラッシュ用/40本(オプション:6mLバレル型40本用・バレル型連結タイプ用他)
溶媒設置数 ダイリュータ直結6溶媒
試験管サイズ φ16~16.5×105mm
ダイリュータ CAVRO XLP-3000(シリンジ式ポンプ)
シリンジサイズ 5mL×5本(標準)オプション:2.5mL,10mL,25mL
ソフトウェア EX-MULTI専用ソフトウェア
日本語Windows対応(対応OS:Windows XP pro)
Windows7対応予定
供給エアー 0.4~0.8MPa 15L/min以上
電源電圧,消費電力 AC100V,800VA
寸法 本体:640W×750D×1200H(mm)
ダイリュータボックス:345W×650D×495H(mm)

オプション

  • 6mLバレル型カラムラック
  • 6mLバレル型+Sep-Pak®PLUS型連結カラムラック*1
  • 本体フルフェイスカバー(有機溶媒の蒸散防止、FANによる排気機能付)
  • 窒素発生装置
*1
その他様々なカラムにも対応しますのでご相談ください。
仕様およびデザインは改良のため予告なく変更される場合があります。

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