Purif-pack DIOLカラムの分取例

Purif-packⓇ DIOLカラムの分取例
DIOLシリカはアルコール性水酸基を有しており、電気的に中性で、塩基性化合物に対して、シリカゲルのような強い吸着を示さないため、良好な分離ができる特長があります。 DIOLカラムを用いた塩基性物質の分取について、SIカラムと比較しました。




分離例①
DIOLカラムでは、酸性物質(フェノール)と塩基性物質(ピリジン)、両方のサンプルが溶出、分取されましたが、
SIカラムでは、塩基性物質のピリジンが吸着され、溶出は見られませんでした。

分離例②
DIOLカラムでは、ピリジン化合物(イソニコチン酸エチル)の吸着が弱く、シャープなピークが得られましたが、
SIカラムでは、吸着が強く、溶出が遅れ、ピークのブロード化が見られました。

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