DIOLシリカはアルコール性水酸基を有しており、電気的中性の性質を持っています。また塩基性化合物に対し、シリカゲルのような強い吸着を示さないため良好な分離ができる特長があります。
DIOLカラムでの塩基性物質分取とSIカラムの分取の比較をしました。
[分取条件]
装置:Purif Espoir 2
流量:20ml/min
移動相:ヘキサン/ 酢酸エチル ステップグラディエント
検出:UV 254nm
サンプル:①トルエン
②フタル酸ジ-n-ブチル 105mg
③イソニコチン酸メチル 116mg
Purif-Pack DIOLカラムでは塩基性物質がテーリングがないデータが得られました。