低分子物質の測定

超高感度ハイブリットフォトダイオード検出器を備えたDAWN DSP及びminiDAWNは、カラムのキャリブレーションやスタンダードを必要とせず、低分子物質の実際の特性解析ができます。

DAWN DSPの標準仕様である5mWのHe-Neレーザー、またはminiDAWNの20mWの半導体レーザーを用いて、分子量2000以下の試料を簡単に高精度な測定ができます。 多角度光散乱による分子量計算結果は、低角度(1角度)や2角度の検出方式の光散乱検出器より更に正確な結果が簡単に得られます。

低分子物質の測定

図1:分子量と溶出溶量のグラフでMw580、1400、2000の3種類の単分散ポリスチレン(Polystyrene, PS)の測定例です。分布があるのがわかります。

STRAの結果は、3種類のサンプルの分子量分布を表わしています

図2:STRAの結果は、3種類のサンプルの分子量分布を表わしています。 このアプリケーションノートはカラムのキャリブレーション、標準物質や 他の仮定を設けずにMw数百の範囲まで検出限界をひろげることができることを証明しています。

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